事故物件によくある疑問
・事故物件の売却価格はどのくらいの相場になる? ・事故物件であることを買主に知らせる必要ある? ・そもそも事故物件に該当する?など |
これらの点について知っていれば「事故物件の売却は難しそう…」といったイメージがある事故物件も早めに資産運用できる可能性もあります。
【東大阪市で事故物件買取】告知義務とはなに?事故物件とはなに?
事故物件というのはどんな物件かご存じでしょうか?相続した住宅や土地などを売却する前に、まずは事故物件ではないかを把握しましょう。今回は、事故物件とは何なのか、事故物件を売却するときに避けられない告知義務についてご紹介いたします。査定・見積りの依頼・仲介の相談をする前にぜひ、確認しましょう!
【東大阪市で事故物件買取】事故物件とは主に心理的要因である
株式会社はる不動産が対応している東大阪市周辺でも事故物件や訳あり物件が増えてきております。相続などで手に入れたけど、売却検討中の物件が「もしかしたら事故物件かも…」というひともいてるかもしれません。
事故物件とは、主に4つの種類があり、売却する際の戦略が種類によって違ってきます。売却を見越した見積り・査定依頼、仲介のご相談前に、まずは自己所有の物件が事故物件なのか、またそうなら、どのような事故物件なのかを確定させることが大事です。
物理的な瑕疵物件
物件の土地や建物に欠陥や障害物がある場合などが物理的瑕疵物件に該当されます。
・地下にゴミが埋まっている土地の上に建設された住宅 ・台風や豪雨などによって床下浸水した住宅 ・構造に問題がある欠陥住宅 など |
心理的な瑕疵物件
次に物件に入居する入居者が心理的なストレス、抵抗を感じるかどうかで、心理的瑕疵物件に該当するかどうかを判断します。
・殺人事件 ・死体遺棄事件 ・火災 ・事故 ・自殺 ・心中 など |
<統計より考察!事故物件となりうる事例> 事故物件の中には不幸な火災事故によって事故物件なる場合もあります。 例えば、東大阪市の令和2年度の統計では東大阪市全体の火災について下記件数を公表しています。 火災件数…152件 うち建物火災110件、車両火災12件、その他30件 死者…3名 負傷者…30名 死者が出た場所は建物以外の場所の可能性がありますが、各々の事故現場の経緯や状況により火災を理由とした事故物件となることがあります。 |
なぜ事故物件になるのか、自分の目で確認できる点が心理的瑕疵物件と大きく異なります。
環境的な瑕疵物件
その名のとおり、物件周辺の環境が原因により心理的なストレスや抵抗の可能性がある物件のことを指しております。
暴力団事務所 ゴミ屋敷 産業廃棄処理場 違法駐車や騒音トラブルが多い繁華街が近い 火葬場 など |
<特に近年懸念されている高齢者の孤独死> 近年、特に心配の声があがっているのが高齢者の孤独死になります。平成27年度東大阪市の国勢調査によると、東大阪市内には単身で暮らしている75才以上の方が15,469人いてます。ご事情により住み慣れた家を離れるのが難しい・子や孫世代と同居することができないという理由が多いです。 もし、離れてところで1人暮らしをしている高齢者のご家族がいてる場合、あらかじめ不動産の相続について意志の疎通や、エンディングノートの記載をしておくと次につなげる資産を事故物件にしないで済むかもしれません。 |
法的な瑕疵物件
法的な問題の瑕疵が当てはまる物件が法的瑕疵物件です。
・建ぺい率や容積率の基準を満たしていない ・避難はしごや火災報知器を設置していない など |
大きく4種類に分けられる事故物件の中では特に心理的瑕疵物件=事故物件とイメージされる傾向にあります。
【東大阪市で事故物件買取】事故物件の告知義務に関するルールとは?
心理的なストレスや抵抗を感じる心理的瑕疵物件には、できるだけ住みたくないというひとが多いことも当然います。そのため、相続した事故物件の価格を知るために、仲介・見積りを依頼場合や査定のご相談をするときには、手放したい相続物件にどんな瑕疵があるか、あらかじめ不動産会社に伝える必要があります。
告知義務とはなに?
心理的瑕疵をお伝えする「告知義務」とは宅地建物取引業者法により定められております。売却のときに義務を怠ってしまうと告知義務違反となり、「契約不適合責任」によって賠償金を支払うなどの責任を負わないといけません。
告知義務はいつまでに行われる?
告知義務の期間や範囲は法律で定められておらず、不動産会社により、いつに・どの程度の告知されるかは違います。賃貸での告知範囲はマンションなどの集合住宅で左右上下、告知期間は2~3年というのが一般的になります。査定・見積りや仲介をご相談中の不動産会社がありましたら、どのようにして告知義務を果たしているかも信頼度を確認するポイントの1つとなります。
売却の場合は告知期間の期限が定められていないため、何年経過していても告知義務が必要です。
事故物件の売却時には必ず情報共有をしましょう!
最近は新聞・テレビなどの報道や近所の噂だけでなく、Webサイトにより事故物件の情報を入手できることが多いです。
普通より高い価格でより早く売却したいからといっても、仲介を依頼する不動産会社が査定や見積りを行う際に、わざと心理的瑕疵を隠すのはおすすめしてません。無用なトラブルを招かないためにも売却の際は不動産会社に情報をしっかり共有し、正確な告知義務を果たしましょう。どのような経緯か信頼しお話をしていただくことにより、告知の仕方や告知義務の有無など、不動産のプロからご提案できることがたくさんございます。
【東大阪市で事故物件買取】事故物件は高く売却できるの?
敬遠されがちな事故物件を手放すとき、いったいでれくらいで売却できるか、相場価格が気になる方も多いかと思われます。また、せっかく売却という形で資産を活用できるなら、できるだけより高値で売れてほしいと思うのは当然のことですよね?
実は、買主の心理的ストレスを緩和することができれば事故物件でも価値向上は不可能ではないです。
【東大阪市で事故物件買取】事故物件の相場価格は事故の理由により差がある!?
事故物件を売却するときに気になることは、やっぱり価格の相場ではないですか?相続した住宅が「ほんとは事故物件だった…」という場合、なかなか売却できなくなったり、売却価格が低くなったりするケースが多くあります。どのくらいハードルが高くなるのかについて、買主の受け取り方や、発生した事故の内容により違いますが、心理的ストレスや抵抗を感じてしまう事故物件は当然ながら通常相場の価格で売却することは難しくなります。
事故の内容により相場価格が違う
<自殺>
自殺が発生した事故物件は、一般的な物件価格の3割減くらいが相場価格です。
<自然死>
自然死で亡くなられたひとがいらっしゃる物件の相場価格は、一般的な物件価格の2割減くらいになります。
<死体遺棄事件や殺人事件>
殺人事件や死体遺棄事件など、一般的に悪い印象を与えた事件が発生した事故物件の相場価格は、一般的な物件価格の4~5割減くらいになります。
例えば、孤独死されてから見つかるまでに時間が経過し、ハウスクリーニングなどで取れない異臭などが残ってしまう場合などは、相場価格がより安くなる可能性があります。
これらはあくまで目安になり、状況により相場価格は大きく違ってきます。また、心理的なストレスや抵抗が大きくなればなるほど価格は安くなってきます。同じ事故や事件でも、なにが・どんな経緯で・どのように起きたかにより価格が違いますので、査定や見積りを依頼するときに確認が必要です。
相場価格は買主の心理的な受け取り方次第になる場合も
事故物件を売却するときには、買主の気持ちが優先され、価格が変動してしまうのを前提において計画を作成する必要があります。
なぜなら、心理的なストレスや抵抗を受けるのかどうかは買主の受け取り方次第になるからになります。例えば、発見が遅くなった孤独死の場合には「自然死になるので問題ない」と考える人もいれば「自然死でも長く放置されていた部屋には絶対に住みたくないな」と考える人もいてます。前者であれば一般の相場よりも高い1割減くらいで売却することができる可能性がありますが、後者の場合なら5割減でも売却はかなり難しい状況であります。
想定より高額で売却可能かもしれないケース
事故物件であっても、周辺環境が好条件の場合など、様々な状況により相場価格がそれほど下がらない場合があります。
・見晴らしや日当たりが素晴らしい ・商業施設や駅から近い人気エリア など、 |
【東大阪市で事故物件買取】事故物件を高く売却する方法とは?
一般的な住宅よりもやはり相場価格が安くなってしまう事故物件を、少しでも高く売却するためには、5つの方法があります。
更地にする
事故物件を残さず、更地にして土地だけを売却する方法があります。事故物件をなくしてしまうことにより、マイナスの印象を清算できるため、買主の心理的なストレスや抵抗の減少につながります。
リフォームや清掃
事故物件を売却する前に必要な作業として、ハウスクリーニングなどの清掃作業になります。事件現場や孤独死の清掃を専門とする特殊清掃に依頼をすることにより、現状回復を行います。他にも、物件の損傷が激しいときはリノベーションやリフォームによって、通常の物件の状態に戻して売却する方法があります。
相見積りをして査定価格を比較する
事故物件を査定する方法により、見積りとして出された価格は不動産会社によって大きく違います。複数の会社に相見積りを依頼して査定価格が高い不動産会社に売却の依頼をすることがおすすめです。
不動産会社に買取を依頼する
事故物件を手放すためには、不動産会社に買主を見つけてもらい売却すること以外でも、不動産会社によって買い取ってもらう方法もございます。売却よりも買取の方が価格は安くなってしまいますが、スムーズに事故物件を手放すことができるのが大きな魅力になります。
色んな不動産会社の中には、事故物件の売買を専門・得意とする業者もございます。事故物件の売買の実績により、事故物件の価値を高めるためのノウハウが豊富にあるため、安心して任せることが可能になります。
東大阪市の事故物件買取は住まいの悩みを何でも相談できる株式会社はる不動産へ!
東大阪市で事故物件の売却をご検討中であるなら、どうぞ株式会社はる不動産へご依頼ください。株式会社はる不動産では東大阪市周辺の物件の売却はもちろんのこと、リノベーションや不動産買取も行っていますので、お住まいに関するお悩みを何でもご相談お受けします!
・訳あり物件だができるだけ早く手放したい ・相続した戸建て物件などが事故物件だった など |